TOEFLの3つのバージョンについて

TOEFLの3つのバージョン
TOEFLの最新バージョンであるTOEFL iBT (TOEFL Internet-based testing、インターネット版TOEFL)が、2006年5月に日本に導入たTOEFL iBTの最大の特徴は、
リスニング、
リーディング、
ライティングに加えて、スピーキング問題が導入されたことにあります。

伝統的にスピーキングが苦手といわれてきた日本人にとっては、大変受けにくくなった変更点だといえるでしょう。

TOEFLには、
TOEFL iBTに加えて、
TOEFL PBT(TOEFL paper-based testing、ペーパー版)と
TOEFL CBT(TOEFL computer-based testing、コンピュータ版TOEFL)と呼ばれるバージョンもあります。

3つのTOEFLの概略をまとめると、以下のようになります。
概要
■ペーパー版TOEFL(TOEFL PBT)
2000年10月以前に主流だったTOEFL試験。
現在でも、TOEFL CBTの試験会場がない都道府県や、団体試験ではTOEFL PBTが引き続き使われている。

■コンピュータ版TOEFL(TOEFL CBT)
2000年10月以降導入されたTOEFL試験。
その名の通り、コンピュータで受験する。
リスニング、リーディングに加えて、ライティング問題が導入されたのが最大の特徴。
2006年5月のTOEFL iBT導入に伴い、その役目を終えるた。

■インターネット版TOEFL(TOEFL iBT)
2006年10月に日本導入のTOEFL試験。
通称、「次世代TOEFL(Next Generation TOEFL、TOEFL NGTとも)」。
アメリカ・カナダ・フランス・ドイツ・イタリアなど一部の国では、2005年9月~10月にかけて、日本より一足先に導入された。

CBTと同じくコンピュータで受験する。試験問題がインターネットを通じて配信されるため、この名が着いた。最大の特徴は、文法問題が廃止され、「スピーキングセクション」が新設されること。